ポートレート撮影では、言うまでもなく、横位置で撮るより、縦位置の方が圧倒的
に多いです。
縦位置撮影の時に、横位置のときと同様の構え方でシャッターボタンが押せる、
縦位置グリップというものがあります。デジタル一眼レフカメラの本体下部に取り
付けて使うアクセサリーです。
キヤノンの1D系やニコンの1桁機は最初から一体型ですけど、中級機以下では、
縦位置グリップは別売りで取り付けることもできるという仕組みになっています。
カメラマンによって、便利だから愛用している人と、全く使わないという人に
わかれると思います。
私は使わない派。
構えやすくなることや、電池の持ちが良くなることなどのメリットはわかるけど、
大きく、重くなるのには抵抗があるのが1番の理由。
あと、2~3万円ぐらいの値段なので、それほど高くはないけど、いろんな
メーカーのカメラを使っていることもあって、共用できずそれぞれに着けるとなる
と、かなりの値段になるってこともあります。(笑)
それから、たいてい電池が2コ収納できるようになっていることもあって、形が
良くないというのも、私にとってけっこう大きなマイナス理由です。
手がすごーく小さいので、現行の縦位置グリップでは、どれもすごくホール
ディングしづらくて。。。銀塩時代の縦位置グリップの方がかなりマシな形を
していたと思うので、もっと持ちやすい形にしてほしいです。
D700では、縦位置グリップを着けると、連写時のコマ数が5コマ/秒から、
8コマ/秒に増えます。普通はそんなに連写しないけれど、スポーツ撮影の時
とか、たまーに連写したいときもあるので、形状が良くないのはわかっています
けど、D700の縦位置グリップをそのうち買おうかなあって思っています。
PR