背景を大きくぼかした写真が撮れるというのが一眼レフのメリットの1つ。
映像素子(CCDやCMOS)のサイズが小さいコンパクトデジカメだと、
どう頑張ってもできない表現方法の1つです。
で、背景を大きく、キレイにぼかした写真の撮り方ですけど、
レンズは中望遠~望遠が適しています。
ズームレンズでも良いですけど、単焦点レンズ(85mmや135mmなど)の方が
描写が良くて、ボケもキレイなのでお勧めです。
絞りは開けて。(F値の小さい方)
カメラと被写体の距離を短く、被写体と背景の距離を大きくとること。
あと、シンプルな背景を選んだ方が良いと思います。
背景がごちゃごちゃしていると、キレイなボケが得られない(背景がうるさい)
から。
ストリートとかより、公園で撮ると良い感じの背景が多いと思います。
で、実際に自分が「背景を大きくぼかした写真」をよく撮るかといえば、
あまり撮らないです。(笑)
カメラを始めたばかりの頃は良く撮っていたと思うのですけど、今は公園での
撮影のときにたまに撮るぐらいです。(STFレンズを使いたいときとか)
モデルさんが「主役」として目立つという意味では良いのですけど、やっぱり、
どこで撮っても同じような写真ばかりになってしまうのが、自分にはあまり
好きではなくて。
あと、誰が撮ってもあまり代わり映えもしないような気もして。
やっぱり、撮影場所を生かした写真の方が好きだし、自分の撮影スタイルにも
合っています。
その方が、どういう場所を選ぶのか、どういう風に切り取るか、カメラマンの
個性がはっきり出ると思うし、自分の好みやセンスも表現できると思うので。
で、レンズは50mmをメインで使って、あまりぼけすぎないように、絞りを
F3.5~4ぐらいで撮ることが多いです。
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