色かぶりとは、写真の色合いについて、撮影場所の光源などの影響によって余計な色味が
重なってしまうこと。
芝生や新緑の葉っぱがあるところで、モデルさんの肌が少し緑がかってしまったりとか、
ストロボバウンス(反射)で天井や壁に色がついているとき(白じゃないとき)に
その色の影響を受けてしまうことなどがあったります。
モデルさんやレイヤーさんの肌の色が「健康的な色」に撮れるのが1番良いのはわかって
いますけど、私はそんなにシビアに色温度設定や色かぶりにはこだわらず撮っています。
構図とか全体的な雰囲気等の方がずっと大事なので、色に関しては、「撮影する際に
気にすること」の優先順位としてはかなり低いです。
ただ、ちょっと不自然な色の場合や、ちょっとしたことで直せるなら、もちろん撮影中に
修正します。
(暖色系の色は気にならないけど、緑や青などの寒色系の色かぶりは少し気になることが
多いかも)
昨日のスタジオの屋根裏部屋は、壁や天井が「青空模様」なんですけど、そこで天井
バウンス撮影したら、予想通り、水色がかぶった肌色に撮れていました。(笑)
そのままではどうかと思ったから、途中から壁に立てかけたレフ板へのバウンスに変え
ましたけど、それでも少し、壁や天井の色の影響は残りました。
まあ、最初よりはかなり気にならない程度になったけど。
明日行くマーブルヒルスタジオには、壁がワインレッド色の部屋があります。
前回行ったときに、壁バウンスしたら、やっぱり少し色かぶりがありました。(苦笑)
荷物が少し多くなるけど、明日はちゃんとアンブレラとレフ板でバウンス撮影しようと
思います。
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