レイヤーさん(女のコ)でもデジタル一眼レフを持っているコはかなり多いし、
レフ板や単焦点レンズもそこそこ普及しているし、中には入門機じゃなくて
中級機以上だったり、外付けストロボ持っているコもたまーに見かけます。
機材だけじゃなくて、カメラや撮影に関する知識やセンスもあって、下手な
男性カメラマンよりはずっと上手いコも増えていると思います。
ポートレートもコスプレ撮影も同じですけど、屋外で撮る場合には、逆光
(被写体が太陽に背を向ける状態)で、レフ板で光を起こした方が、キレイに
撮ることができます。
順光(被写体が太陽の方を向く状態)だと、顔が明るくなるのは良いけれど、
顔が平面的(奥行きがなくなる感じ)になるし、何より、髪の毛などの汚い
影が顔に出るのがダメだと思います。
逆光での撮影が基本で、順光なのにわかって撮る場合もないわけじゃないですが、
背景がすごく良くて、どうしても逆光で撮りたい場合には、ディフューザーや
レフ板で太陽を遮って、わざと日陰を作ってあげるというテクニックがあります。
顔が日陰になれば、汚い影が出なくなるので。
ディフューザー(レフ板)を持ち上げる人が必要になるので、カメラマン1人
では無理だけど(笑)、仲間と一緒の撮影の場合にたまーにやったりします。
例えば、夏にひまわり畑で撮影するとき、ひまわりは当然、太陽の方を向いて
咲くので、ひまわりを背景にモデルさんを撮ろうとすれば、当然、順光になる
ので、そういうときに使うテクニックです。
で、今日のコスプレイベントですけど、そうやって撮っているレイヤーさんが
いて、ちょっとびっくりしました。
庭に絵になるモニュメントがあって、それを入れて撮っていたのですけど、
逆光になる方角から撮ろうとすると、他の参加者がいっぱいいて、写真に写り
混んじゃうのでNGな状況。
反対側から撮れば人は入らないけど、お天気がすごく良い順光状態で、顔に
汚い影が目立っちゃうという状況でした。
女のコ3人組のレイヤーさんでしたけど、カメラマン、モデル、ディフューザー
替わりのレフ持ち係でちゃんと撮っていました。
最近のレイヤーさんはすごいなあって思いました。
で、レイヤーさん2人と一緒に参加したので、我々もそれができる状況だった
から、その場所の横の方をを借りて、同じように撮りました。
(ホントはもう1枚レフがあった方がいいけれど、さすがに2枚持ち歩いたりは
しないので、まあ仕方がないです。)
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