自由旅行ができるウズベキスタンですが、ちょっとだけ面倒なのが「滞在登録
(レギストラーツィア)」っていう制度。旧ソ連時代の名残らしいけど、入国
した外国人を管理するための登録制度のようです。
友人宅など、ホテルじゃないところに宿泊する場合には、役所に行って自分で
手続きしないといけないらしいけど、ホテルに普通に泊まれば、ホテルでやって
くれます。
基本的には、ホテルに泊まった際に、ホテルの住所や名前が印刷された小さい
紙に、宿泊日と私の名前とパスポートNo.等を記入したものを、何も言わなく
てももらえます。
1回だけ、受付のおじさんが忘れてたので、こっちから言ってもらったけど、
ちゃんと全部もらって、大事に保管していないと、すごく問題になるらしいです。
(すごく厳しいらしい)
「歩き方」によると、多額の罰金とか国外強制退去っていうこともあるらしいです。
タシケントの中級ホテルに泊まろうとしたときには、パスポートだけじゃなくて、
レギストラーツィアの紙が、入国日からちゃんと全部あるか、確認されました。
全部なかった場合には、泊めてくれない(宿泊が断られる)ような感じを受け
ました。
で、出国手続きの際には、パスポートや税関申告書と共に、提出する必要が
あります。
ちゃんと大事に保管しておいて、確認しやすいように、日付順に並べておいた
のですけど、私の場合は中身のチェックはされず、ただ回収されただけでした。
(ちょっと拍子抜け)
ただ、同じフライトの日本人で、厳しくチェックされたという人もいました。
ちゃんと、レギストラーツィアの紙が全部あるかって確認されただけじゃなくて、
そのうちの1カ所のホテルについて、「ホントにホテルなのか?」って疑問を
持たれたようで、わざわざ電話して確認していたとのこと。
かなり旅慣れた雰囲気の50代ぐらい?のおじさんで、ルックスがちょっと
「あやしい」って見られたのかも知れないけど。(失礼)
忘れないでホテルでもらって、なくさないようにちゃんと全部保管すればいい
だけのものとは言え、ちょっと面倒な制度です。
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